菊名池の市営プールの回りを巡る遊歩道にカエデがまとまって植えてある。今週初めぐらいが紅葉の見頃で、今はだいぶ散ってしまっている。見頃のときは密に重なった葉に目が向くが、まばらになったらなったで、今度は、背後のヤナギの大木のくすんだ緑にかぶさって別の美しさが現れる。
ヤマモミジ
2008年12月06日 横浜市緑区
昼間、四季の森へ。園内の開けた場所にカエデが、谷の奥にヤマモミジが育っている。カエデは間近に赤くなった葉を見れるが、谷奥のヤマモミジは高く伸びた幹の先に紅葉のベールを広げている。園内に谷間がいくつもあるが、紅葉の谷、滝の谷、ピクニックの谷の3つそれぞれにヤマモミジがあり、すべて綺麗だった。これは紅葉の谷で撮った。
山下公園通りの銀杏
2008年12月05日 横浜市中区(3日撮影)
昨日書いたように、今年はイチョウの木の色付きはスローテンポで進んでいる。山下公園通りのイチョウ並木も、まだ黄色の木が半分以上残っている。ゆっくりと葉を歩道に落としつつ黄色の絨毯を広げている。ときおり、ガス灯の横を人力車が通り過ぎて行くのが素敵だ。
ブラフ18番館の銀杏
2008年12月04日 横浜市中区(3日撮影)
2週間前にちょっと黄色になりだしたイチョウに黄色が増えていた。10日以上経っているのに、まだ緑が残っていた。色付きがゆっくりなのは、この木に限らない。あちこちにこんな木がある。冷え込んだと思ったら暖かくなりで、気温の振れ幅が大きいためではなかろうか。
柊の花
2008年12月03日 横浜市中区
冬の木と書くヒイラギの花が開いた。ブラフ18番館へ登る口にヒイラギの植え込みがある。これが、12月に入ったとたんに咲いたようだ。微かに良い香りを漂わせていた。ここのヒイラギは若木なのか葉にしっかりとした刺がついている。いかにも、クリスマス・リーフの飾り向けな葉っぱだ。横浜の山手の洋館ではクリスマス・イベントが早くも始まっていた。見上げたらコウテイダリアもまだ大きな花を旺盛に咲かせていた。
四季の森の展望台
2008年12月02日 横浜市緑区(1日撮影)
丘の上に、さらに盛り土して展望台になっている。江戸時代から東京・横浜近辺にいくつも作られた「〜〜富士」と名づけられた人工山の子孫のようなものだろう。この展望台の眺望は北に開けていて、鶴見川の中流平野を眺めることができる。ちょうど鶴見川の向こう側に人工山の川和富士があるはずだが見れなかった。横浜には他に、この手の盛り土展望台がある山が本牧にもある。
四季の森の楓
2008年12月01日 横浜市緑区
日暮れ寸前の県立四季の森公園へ紅葉の様子をうかがいに入ってみた。カエデの紅葉が見事だった。ヤマモミジは色づき初めで、今週の終わりあたりにもう一度、今度は昼間に行きたいものだ。この公園、「四季」と「森」の単語の組み合わせがミステリィを思わせるものの、園内で突如密室殺人事件がおこったりすることは当然ない。