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サークルドーム

サークルドーム(13k)

2008年09月21日 横浜市中区

輪っかで作られたドームを虫の視点で撮ってみた。照明を仕込んだ輪っかが混じっていて、夜になると輪っかが浮き上がっているように見える。2ヶ所に開いている出入り口から中に入れる。入っても、雨宿りできるわけではなく、まわりを輪っかで囲まれるだけで実用性は皆無だ。横浜トリエンナーレ2008の屋外展示作品なのだそうだ。

 

ヒガンバナ

ヒガンバナ(14k)

2008年09月20日 横浜市鶴見区

台風過ぎて気持ちよい風が吹く中、獅子が谷を歩いてみた。ヒガンバナが土手に咲き、道すがら赤紫色の鼻をつけたハギがやさしく揺れていた。キバナコスモスのダイダイも秋の到来を演出していた。ヒガンバナは咲き始めたばかりで、つぼみを伸ばした茎に混じって数株に一つの割で花が開いていた。畑にはニガウリがぶら下がっていた。谷の中心の民家園の前の猫の額ほどの水田の稲はまだ穂が熟しておらず、案山子が番をしていた。

 

屋根付き歩道橋

屋根付き歩道橋(14k) 17日撮影

2008年09月19日 横浜市神奈川区(17日撮影)

横浜ポートサイドに、屋根付きの歩道橋がある。以前は歩道橋にだけ屋根が付いていても仕方がないような気がしていたが、横浜ベイクォータのビルができてから横浜駅からこの歩道橋までずっと屋根の下を辿ることができるようになった。ポートサイドには道路に面してピロティが付いているビルが多い割に、歩道橋とピロティを屋根で結んでいないのが中途半端だ。

 

動く歩道橋

動く歩道橋(12k)

2008年09月18日 横浜市西区

JR桜木町駅で降り、みなとみらい21地区へ入るには動く歩道橋を使う。横浜の基礎教養だ。この歩道橋は打ちっ放しのコンクリートの橋体に、動く歩道付き、そこらの横断歩道橋とは違う。全然、違う。真の価値は動く歩道にあり、スムーズに運行できるようにメンテナンスに余念がない。昨日の「概念を一段上に……」や今日の大げさな言い回しは米澤穂信のミステリ「夏期限定トロピカルパフェ事件」(amazon)の小佐内ゆきがリンゴアメを熱く語るセリフを参考にした。

 

三つ角歩道橋

三つ角歩道橋(15k)

2008年09月17日 横浜市神奈川区

横浜の歩道橋の中で最もスタイルが良いものが横浜ポートサイドにある。深い緑色に塗った太いパイプがしなやかに伸びて、頑丈そうでありながらエレガントさをもあわせもっている。横断歩道橋の概念を一段上に押し上げるのに足るものである。こういうグッドデザインな横断歩道橋が街中に増えればいいのにと願う。

 

円形歩道橋

円形歩道橋(14k) 15日撮影

2008年09月16日 横浜市港北区(15日撮影)

新横浜の市営地下鉄の駅の上の交差点に歩道橋を作っている。円形で屋根付きだ。円形の横断歩道橋は新港地区にあって、通るたびに遠回りさせられているような気分がする。特に斜めに横断するときに余計に歩かされている気が強くなるものだ。屋根が付くぐらいのサービスはあってしかるべきだと思った。完成すると駅ビルの2階の改札口から道路に降りずに、この歩道橋まで歩いていけるようになる。

 

新横浜歩道橋

新横浜歩道橋(14k)

2008年09月15日 横浜市港北区

森博嗣のミステリィ「有限と微小のパン」(amazon)の終盤、主要登場人物の犀川創平が儀同世津子の住むマンションを訪ねる記述が生々しい。新横浜駅から道路を斜めに渡る陸橋を渡り反対側の歩道を進んでいくという。その陸橋に該当しそうなのは横浜アリーナの歩道橋ではないかとつねづね感じている。歩道を進むと記述通りにファミレスの前を通る。あの辺りの架空の物件を訪ねたのだろうと想像している。

 

MIZUTANI Tociyuki at Kanagawa-Ku, Yokohama-City, Japan