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関帝みこし

関帝みこし(22k) 6日撮影

2007年08月12日 横浜市中区(6日撮影)

(関帝祭シリーズ7) 順行のしんがりは主役の関帝みこしだった。天蓋の刺繍がきらびやかだ。波間の小船のように、前後左右にみこしを揺らすため、天蓋のピンクのフリルが踊っていた。みこしの背についた三角の旗もしっぽのように揺れていた。通りには中国語の人がたくさん見物客をしていて、みこしが目の前にくると、両手をあわせリズミカルに振らせて拝んでいた。福がやってきますように。

 

ラッパ隊

ラッパ隊(17k) 6日撮影

2007年08月11日 横浜市中区(6日撮影)

(関帝祭シリーズ6) ホルンの仲間になるのだろう。人の背丈ほどの細長い管の先が花の形に開いたラッパである。メロディーは流せず、角笛の低音バージョンのような感じでブオーと鳴らしていた。鳴らさないときは、先頭を地面に向けてある。爆竹が鳴らされ、ドラを叩いてから、ラッパをいっせいに吹きながら上に向けていく。最も上を向いたところが最大音量になっていた。これは吹くと楽しそうだ。後ろに将軍組の一つ、周倉が見えている。

 

台湾高げた隊

台湾高げた隊(19k) 6日撮影

2007年08月10日 横浜市中区(6日撮影)

(関帝祭シリーズ5) 今年の見どころ。台湾から来日した高げた隊だ。長さ1mぐらいの1本足のゲタを靴の下に紐で縛り付け、小走りする速さで動きながら、手に持った旗やら刀やらを激しく振り回す演技があった。目の前を通り過ぎていく瞬間は、なかなかの迫力があった。来日のいきさつを記述した台湾週報のページによると、台湾独特のもので、大陸でも日本でもほとんどみかけないものだそうだ。

 

金面媽祖みこし

金面媽祖みこし(18k) 6日撮影

2007年08月09日 横浜市中区(6日撮影)

(関帝祭シリーズ4) 大天后宮と冠するみこしだった。大天后宮と言えば、台湾は台南の媽祖を祭る宮のこと。横浜天后宮の媽祖廟は台南の大天后宮の協力でできたので、感謝の意味合いがこもっているのだろう。みこしは横浜媽祖廟の金面媽祖。みこしの天蓋は豪華な刺繍がほどこされていて見事なものだ。中華のみこしのかつぎかたは日本とは異なっており、波に揺れる小船のようにゆったりと前後左右に揺らしながら進んでいく。

 

千里眼と順風耳

千里眼と順風耳(19k) 6日撮影

2007年08月08日 横浜市中区(6日撮影)

(関帝祭シリーズ3) 千里眼(緑鬼)と順風耳(赤鬼)である。頭に角が千里眼は1本、順風耳は2本生えている。眉毛が立派だ。両方とも媽祖に仕えているとされ、普段は媽祖廟の中で、両側に控えている。順行では、大きな人形の中に人が入ってゆっくりと進んでいく。転倒を警戒して、必ず付き人が横にいた。2体の鬼の前では、めでたい招財進宝童子の面を被った2人が白い扇子をひらひらさせながら踊っていた。

 

関帝祭のテーマカラー

関帝祭のテーマカラー(17k) 6日撮影

2007年08月07日 横浜市中区(6日撮影)

(関帝祭シリーズ2) 関帝誕のパレードのテーマカラーは黄色に赤色、それに白地。これは偉い人たちのカラーのようだ。スタッフは橙色のTシャツに白地のパンツルック。順行は、順風耳(赤鬼)と千里眼(緑鬼)、大天后宮のみこし、楽隊、台湾から参加の高げた隊、ラッパ隊、関平と周倉、関聖帝君のみこしと続いた。もちろん、爆竹係も随行している。

 

関帝祭のお供え物

関帝祭のお供え物(15k)

2007年08月06日 横浜市中区

(関帝祭シリーズ1) 今日は中華街で関帝祭がおこなわれた。関帝廟では午前中から参拝客で賑わっていたそうだ。午後17時から祝賀パレード。今週は、関帝祭のパレードから撮ったものをシリーズにする。今日の光画は、水天と関帝の御輿がやってくるのを待つ道路に作られたお供え物。パイナップルとスイカにモモが丸ごともりつけてあり、赤く模様が付いた白い万頭も積み上げられていた。見ているだけで、めでたくなってくる。

 

MIZUTANI Tociyuki at Kanagawa-Ku, Yokohama-City, Japan