横浜駅からみなとみらい21にかけての歩道沿いのところどころにアザミの一種をみかける。今頃から咲き出す。こいつは、紫色の1本1本が花で、それぞれがめしべとおしべを持っている。頭状花序というやつだ。咲き終わってしばらくすると、花だったところにたくさんのタンポポの綿毛風の実がつく。それが風で運ばれて広がっているのか、駅周辺に育っているアザミはどれも同じ格好をしている。
屋台通り
2006年06月10日 横浜市神奈川区(9日撮影)
昨夕、ちょっと立ち寄ってみた宮前商店街。旧東海道の細道に屋台がずらりと並んでいた。州崎大神のお祭りが始まった。日曜日の提灯行列で幕を閉じる。その間、いつも閉ざされたままの社の扉が開き、参拝客が次々と賽銭を投げては拍手を打ち続ける。一般の参拝なのだけど、神主さんがサカキを振ってくれる。横の神楽殿では寄席をしたり、地元の子供が田楽を踊ったりして、懐古趣味にふけることもできる。
ハナショウブ
2006年06月09日 横浜市中区(4日撮影)
三渓園のハナショウブは明日ぐらいが盛りだろう。4日にはまだ花はまばらだった。そのまま日が暮れてあたりが暗くなるまで園内で待っっていると、ぞろぞろと人が入ってきた。やがて薄暗くなった中、せせらぎのある園の奥のアジサイの葉にぽつりと光が現れた。他にも数点。蛍だ。真っ暗になると宙に飛び始めた。そのさらに奥では木々の隙間から蛍が飛び交うのがかろうじて見えていた。
ワシン坂
2006年06月08日 横浜市中区(4日撮影)
ワシン坂を下り初めてちょっと進んだところ。横は病院だ。横浜ではありふれた、なんの変哲もないカーブがきつくて狭い坂道である。自動車を運転する人たちは慣れているようで、すいすいと通り過ぎていく。坂道の変な名前の由来はわかっていないそうだ。なぜかカタカナ表記をするのが正式らしい。坂を下ったところに水が湧いており、バケツがおかれ、今でも使われているようだった。
山手ヘレン記念教会
2006年06月07日 横浜市中区(4日撮影)
ワシン坂に向かう細い道は民家が並び、ところどころに英語の表札や、英語でこの家貸しますの札がかかっている。だけど、表札から伺うと日本人の方が多い様子だ。こじゃれた家がところどころにある。その中に、山手ヘレン記念教会が建っている。このプロテスタント系の教会は「重慶飯店のオーナーのお母様を記念して献堂」と教会のウェブページにある。重慶飯店のオーナーがプロテスタントだとは知らなかった。
ベイブリッジ2
2006年06月06日 横浜市中区(4日撮影)
山手からワシン坂に向かう細い道路の途中で、景観が開けてベイブリッジが目の前に現れる場所がある。ベイブリッジが映える角度だと思う。この橋の特徴である桁のカーブの美しさ、力強くファン型に張られたケーブル、気品に満ちた塔のプロポーションが手にとるようにわかる。この橋のデザインをてがけたのは大野美代子氏。30年近く様々な橋をデザインしてきた中で、横浜ベイブリッジは今でも代表作の一つとして紹介されるようだ。
ベイブリッジ
2006年06月05日 横浜市中区(4日撮影)
毎度おなじみ、港の見える丘公園から望むベイブリッジ。晴れた日の夕刻にここから眺める港の景色は素晴らしい。なのだけど、展望台の階段にはベイブリッジを背に人が並んで座り込んでいた。前の広場で中国独楽の大道芸をやっていたからだ。紐の上で独楽を右横に走らせたり、飛ばしたりする芸をするのだが、風が強くて大丈夫だったのだろうか。前口上が長かったので見物するのは止めた。