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総帆展帆の敬礼

総帆展帆の敬礼(17k)

2005年10月02日 横浜市西区

今日は帆船日本丸の総帆展帆の日。いつも畳んだままの帆を広げる。作業をするのは、日本丸の会に参加している有志の方々で、リーダーは日本丸のOBらしい。有志がマストに登って作業をしている間に、マイクでいろいろとウンチクを教えてくれる。帆船を背後に地元の中学校のブラスバンド部が演奏をしている。1時間ぐらいして作業が終わると、作業をした人が艇先から一列に並んで敬礼の姿勢をとる。

 

黄昏に富士山出現

黄昏に富士山出現(6k)

2005年10月01日 横浜市神奈川区

横浜に秋本番の訪れを告げるのは、富士山の姿だ。気温が冷えるにつれて空が澄み、富士山が見え始め、次第に輪郭がくっきりとしてくる。そして、気が付くと富士山の頂上付近が白くなってくる。今年は秋の訪れが遅かったせいか富士山はなかなか姿を見せなかった。やっと今日、西の彼方に姿が浮かび上がった。まだ輪郭がぼやけているが、足元ではヒガンバナが咲いているので仕方があるまい。

 

夜の美術館

夜の美術館(9k)

2005年09月30日 横浜市西区

横浜美術館で、 李禹煥(リ・ウファン)「余白の芸術」をやっている。作り過ぎないことを追求してきたことが評価されてきた作家だが、自分の目には何を作っていないかに作家性が見えてしまう。屋外にも3点の展示が置いてある。中央の鋼屏風がそれらの中で最も巨大なもの。企画展中の金曜日は20時までオープンしており、建物に夜になっても明かりがともっている。

 

黄昏のMM21

黄昏のMM21(18k)

2005年09月29日 横浜市中区

久しぶりの晴れ間の下、心地よく涼しい風が吹いていた一日だった。つい一週間前に、残暑が厳しかったのが嘘のようだ。まるでスイッチが切り替わるように夏から秋になった。夏の間、濁っていた海が透きとおり始め、霞んでいた空もすっきりと澄んでいる。気が付くと日が沈んでしまっているのも、毎年の通りだ。

 

芸術なパイロン

芸術なパイロン(15k) 26日撮影

2005年09月28日 横浜市中区(26日撮影)

横浜トリエンナーレのアート作品「ヴィラ會芳亭(かいほうてい)」というものが横浜中華街の山下町公園の中にできあがっていた。會芳亭は公園の中のあずま屋のことで、これをパネルで囲って宿泊所にしたというもの。裏側に回ると光画のように、しゃれたパイロンがゴミを囲んで、ゴミすらも芸術作品になっている、と思う。宿泊所の見た目は、工事現場のプレハブ倉庫にとても良く似ている。それがまた芸術なのであろうか。良くわからないけど。

 

どんぐり

どんぐり(14k) 23日撮影

2005年09月27日 横浜市港北区(23日撮影)

新横浜の真南にある岸根公園は、大小の野球場と武道館があり、その他はだだっぴろい草原のフィールドからなっている。地下鉄の駅の近くに小さな親水公園がくっついている。フィールドの間を区切るように広葉樹が植え込まれており、その中にどんぐりをならす木が数種類ある。ぶらぶらと散歩すると丸いどんぐりから細長いものまで拾うことができる。今年の夏は良い天気の日が多かったおかげか、どんぐりは、どれも丸々と太っている。

 

黄昏ベイブリッジ

黄昏ベイブリッジ(11k)

2005年09月26日 横浜市中区

港の見える丘公園より黄昏のベイブリッジを見る。西の空にべっとりと鉛色の雲が覆っていたが、切れ目から弱い薄日がぼんやりとベイブリッジを照らしていた。一昨日から気温が10度近く下がり、身体が慣れていないので、ずいぶんと寒く感じる。それにこの夕暮れ。一気に秋になった気がする。画面に染みのように写っている黒い点々はトンボだ。

 

MIZUTANI Tociyuki at Kanagawa-Ku, Yokohama-City, Japan