円覚寺は、元寇で敵味方を問わず命を落とした人たちの魂を弔っている場所。侵略を受けた側では、こうやって数百年間に渡りその歴史的事実を残す。侵略する側は、倭寇のように、えてしてケロリと忘れてしまうか武勇伝にしてしまう。あちこちに侵攻を繰り返すアメリカは、あまりにも歴史が新しすぎて、そうしたことがわからないのか。だが敗戦国の日本は、そんな国に同盟国として付き合っていく以外にない。
セーター平干し中
2004年10月30日 横浜市自宅
今週着ていた薄手のセーターとベストを手洗いして平干ししている。毛糸モノは無地の化繊ものを買うようにして、手入れが楽になるように気を付けている。一度着たらハンガーで影干しして、3回ぐらい着て週の終わりに手早くお湯で手洗いする。それを風呂の蓋をひっくり返した上に並べて乾かす。急に気温が下がったのに身体がついていかない。寒さに慣れたら15度以上では毛糸モノは不要だが、今はそうも言っていられない。
帯雲に夕日
2004年10月29日 横浜市神奈川区
西の空に南北に帯のように低く雲が延びている。昨日まで姿を見せていた冠雪の富士山が雲の向こうに隠れた。南西海上の低気圧が前線をつれてくるとこのような雲が現れる。西の空と対象に、東の空は晴れ上がり、かけはじめた月が輝いている。雲はこれから東の空も覆っていくのだろう。そして、気温が少し上がり冷えが一段落するはず。衛星写真を見ると太平洋上の雲はおとなしい。台風ラッシュがやっと終わったか。
柿の実
2004年10月28日 鎌倉市
柿の実が鈴なりになっている。電車の窓から外を見ていると、あちらこちらに柿の木が実をたっぷりとつけているのが目に入ってきた。柿の木はがっちりと枝についてて、台風ぐらいでは落ちない。枝についたまま完熟する。ときどき鳥がつついて実の一部が下に落ちるぐらいか。今年の柿は豊作のようで、ちっとは値段が下がって欲しいものだ。
野毛大道芸ポスター
2004年10月27日 横浜市西区(21日撮影)
みなとみらい線の駅の構内で見つけた野毛大道芸のポスター。秋の部があるそうだ。日程は今週末。天気予報では曇り。じゃっかん気温は戻るらしい。ゴールデン・ウィークは海外勢が盛り上がっていたが、日本勢をじっくり見るには時間が足りなかった。秋はぜひとも日本人の、ある意味、シブイ芸をたくさんやって欲しい。積み立てた旅費は義援金に出してしまったし、近場でこういう楽しみがあるのは嬉しい。
秋色に染まる公園
2004年10月26日 横浜市神奈川区(25日撮影)
秋色に公園がゆっくりと染まっていく。今年は夏の猛暑のおかげか、どの木も色が鮮やかだ。夏は青空が多かった。それに比べると、秋はなんと雨と台風が多いことか。雨続きは嫌だが、これからは夜に晴れ上がると気温が下がるので、日中は晴れて夜は曇って欲しい。特に台風と地震の被災地では。そんな人間の虫の良い希望はかなわず、今日も冷たい雨が降る。
土に還るパッケージ
2004年10月25日 横浜市自宅
時計の電池の替えを買った。電池は定番のアルカリ電池なのだが、パッケージがおもしろい。トウモロコシが原料のポリ乳酸プラスチックと書いてある。感触はセルロイドに似ている。パリパリと硬くて、柔軟性を感じない。ゴムの正反対という感じだ。生分解プラスチックと書いてあるが、どれほどの年月をかけて分解するのだろうか。