横浜は海端からイチョウが色付いていく。今、山下公園通りに匹敵するイチョウ並木が美しいのは日本大通り。この通り、みなとみらい線の工事中に、このような美しいイチョウ並木があることに気付かなかった。工事の喧騒が引いて、化粧顔の大通りに黄金のトンネルができあがっている。そこを海側へと通り抜け、振り返ると県庁の重厚な塔、通称「キング」がイチョウに囲まれて、じっと立っていた。
テーブル来居
2004年11月20日 横浜市自宅
配達がやってきたのが13時前のこと。注文していたテーブルがやってきた。さっそく組み立ててみた。値段が安いのに、とても頑丈なのが気に入って購入に至った。甲板はオークの集成材、足はオーク角材をアラレ組みしたもの。これまで、部屋にはベニアの切れ端を道具箱に渡した座机状の簡易作業台をテーブル代わりにしてきたが、いくらなんでも無様だった。入居8年目にして、ちっとは人の棲家らしくなったか。
電線のない中華街
2004年11月19日 横浜市中区(17日撮影)
電線がなくなった横浜中華街大通り。すかっと爽やかな頭上が気持ち良い。電柱の代わりに新しく街灯の柱が立っていて、柱のトップにトランスが取り付けてある姿がどこかユーモラスだ。ところで、この街灯柱は左右に揃わず交互に並んでいる。一昨年と昨年、年末に中華イルミネーションが飾られたが、今年はどうやるのだろう。片持ちで飾るのか、それとも飾るのを止めるのか。ちょっと気になる。
イチョウ並木
2004年11月18日 横浜市中区(17日撮影)
昨日の山下公園通り。今年は反町公園のイチョウよりもこっちの方が早く黄色に染まった。まだ緑のままの木も混じっているけど、それがかえって黄色を目立たせて良い感じがした。落ち葉も少しずつ増え始めていて、歩道に葉が目立ち始めている。昨年の記録によると、イチョウが黄色になっていく順番は、反町公園、山下公園通り、本覚寺、山手と石川町駅近辺で、全部終わるのに10日ほどかかっている。今年はこれから1週間が見頃なのだろう。
鳥のモニュメント
2004年11月17日 横浜市中区
横浜の元町通りのシンボルは羽を伸ばした鳥らしい。通りの両端にモニュメントが立っている。JR石川町駅のプラットフォームの壁にも、鳥の羽が描いてある。光画の鳥は、みなとみらい線の元町・中華街駅の出入り口側のもの。今日は、気温が下がり、上空には流れるような高層雲が現れていた。まるで鳥が飛び立とうとしているように見えないか。
ホイールカバー広告
2004年11月16日 横浜市神奈川区
横浜市のゴミ収集車の車輪が広告になっている。ホイールカバー広告と呼ぶらしい。車輪が回転しても、広告の円盤は回らない。緩く左右にほんの少し振れる程度だ。元々は安全のために、ホイールに回転しないカバーを付けたいという目的で、発明されたものらしい。それに広告を書くことを思いついた人がいて、今の形になったという。それにしても良く考え出したものだ。市内を走るタクシーにもホイールカバー広告付きのものを見かけるようになってきた。
トマソン
2004年11月15日 横浜市神奈川区(14日撮影)
何年か前に路上観察の大御所が東海道トマソン探訪のレポートを出していた。その中に、旧神奈川宿の辺りはトマソンが少ないと書いてあって、あれれと思った。あの近辺は、路地裏に入るとトマソン物件がポツポツと見つかる。その中でも個人的にベストなのが、これ。ビルの壁の上の方は化粧されているが、下の方の脇にあった商店風の建物にあたるところが剥き出しで痕跡が残っている。さらに窓が脇の建物の屋根ぎりぎりに設けられている様子がありありとわかる。