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マユミの実

マユミの実(9k)

2003年10月26日 横浜市鶴見区

マユミの木に桃色の実がぶらさがり、赤い種が顔を見せる。今日は久々に馬場花木園へ散歩に行ってきた。内心、ギンモクセイを期待していたのだが、残念ながら1本も植えてなかった。園内にはキキョウとホトトギスやシュウメイギクが花を咲かせる中、なぜかアヤメが1本花を咲かしていた。その後、尾根に上り寺尾城跡の堀跡を探しに歩いてみたが、途中で道を間違えあらぬ方向に下りてしまった。

 

風船御一行様

風船御一行様(12k)

2003年10月25日 横浜市神奈川区

カボチャ色、風船一団街を行く。風船の下にはお化けに仮装した子供達がいる。風船御一行様が向かうは六角橋ふれあい通り。1960年代の雰囲気をそっくり残す天井付きの狭い路地の商店街だ。さんまが銀色に並ぶ魚屋あり、白菜並ぶ八百屋あり、カツブシ丸々に干しシイタケ並ぶ乾物屋あり、肉屋あり、おでん屋あり、反物屋あり。そこにハロウィンのお化けが集まってきて、ぞろぞろ歩く。

 

ホットとコールド

ホットとコールド(12k) 20日撮影

2003年10月24日 鎌倉市(20日撮影)

缶コーヒーの自動販売機のホットとコールドを前にすると、ホットの方に手が伸びる季節になった。最近の朝晩は冷え込んできた。灯油の販売車や焼き芋の販売車が通りを走るようになった。つかの間に姿を見せる富士山は、横浜の方角からは真っ白になっていた。秋の深まりは早い。

 

どんぐり

どんぐり(12k)

2003年10月23日 横浜市神奈川区

ころころとどんぐり転げ秋告げる。昨年の同時期に、まだ木の枝についたままの青いどんぐりを載せた。今年は、木の下にたくさんの色づいたどんぐりが転がっている。そういえば赤い葉をつけた木が目につき始めた。今年の秋の深まりは早い。ところで、この光画は神奈川公園沿いの国道15線の歩道で撮った。都会に自然はないという御仁がいるが、己の足元を見るが良い。

 

渋柿

渋柿(12k) 20日撮影

2003年10月22日 鎌倉市(20日撮影)

柿の実。バックは海蔵寺の朱印所の茅葺屋根。今年は夏の天候が悪かったのに、どこの柿の木もパンパンに張った実をたくさんつけている。もうじきしたら八百屋さんにたくさん並ぶのだろう。この寺の柿の実は鳥に食われずに晩秋まで、たわわに実ったままだ。昨年、御住職に尋ねると渋柿だとおっしゃっていた。鳥が食べず、長く実を鑑賞できるのは渋柿ならではのことだ。

 

リンドウの花

リンドウの花(12k) 20日撮影

2003年10月21日 鎌倉市(20日撮影)

リンドウは足元に咲く。茎がないのではないかと思うほど地面すれすれに葉を固め、花を開く。その様は強風が吹きさらす高山のガレ場に張り付く植物のようだ。昨日訪れたのは扇ケ谷の禅寺、海蔵寺。なんとも、落ち着いた雰囲気が境内を覆う。住職の趣味がよろしいのだろう。傾いた日が茅葺屋根を照らす中、檀家の方が朱印書をもって境内を離れていった。谷戸の日暮れは早い。

 

ホトトギスの花

ホトトギスの花(11k)

2003年10月20日 鎌倉市

ホトトギスが、膝の高さに目の高さに、そこかしこに花を付けている。ホトトギスの下にはリンドウが咲き、ミズヒキの赤い点を付けた弓が伸びる。柿の実に良いあんばいに色がつき、気の早いフキの花が咲いていた。そうかと思うと、まだヒガンバナが咲いている。ハギが惜しげなく花をちりばめている。モミジの葉は薄黄色に染まるが、カエデはまだ深緑のままだ。秋の鎌倉は楽しい。

 

MIZUTANI Tociyuki at Kanagawa-Ku, Yokohama-City, Japan