彼岸桜は花びらも細長ければ萼も細長い。色は薄いながらも、しっかりとピンク色で、木陰でも華やかだ。師岡公園横の北向き斜面の彼岸桜が、名前の通りにお彼岸に咲いているのを見るのは始めての経験だった。そうはいっても、月に何度も通る場所ではない。見過ごしていただけで彼岸に咲いていた年もあったのだろう。
公園の寒緋桜
2015年03月21日 横浜市港北区
横浜では、梅に比べると本数は少ないが、河津桜よりも寒緋桜は多く植えてある。散歩をしていると民家や公園で満開になっている姿を頻繁に目にする。いろんな木を見ていると、花が小ぶりであるため、下枝を刈り込まない方が見栄えがするようだ。大きく伸びた寒緋桜は下枝も周囲に賑やかに伸ばして、花をびっしりとぶらさげる。
コブシ
2015年03月20日 横浜市神奈川区
東横フラワー緑道を高島山トンネルを抜けて反町駅の屋上を歩き道路を渡ると下り階段になる。階段の向こうに大ぶりの白い花で飾りたてたコブシの木が立っている。花が開き始めたと見ていたら、あれよあれよという間に花が増えて、数日で満開になってしまった。
サクラ
2015年03月19日 横浜市神奈川区(14日撮影)
春の陽気がぐいぐいと後押しして梅は花を散らし、寒桜も早々と葉桜に姿をかえつつある。寒桜に続いて彼岸の頃に咲く桜が次々と満開になっていく。今日は雨。春の雨が降るごとに、それまで満開を迎えた桜が花びらを落として、次の桜へとめまぐるしく開花をバトンタッチしていく。
ハクモクレン
2015年03月18日 横浜市神奈川区(15日撮影)
反町駅の裏手、片倉町へ向かって丘の裾野を松本コミュニティ道路が伸びる。その途中、反町駅の近くにハクモクレンの巨木がある。花を開いている最中で、大きな白い花は日当たりの良い梢の方にかたまっていた。
オカメザクラ
2015年03月17日 横浜市神奈川区(15日撮影)
春の訪れを優雅に喜ぶオカメザクラ。オカメザクラはいっせいに花を開いて、満開になったとたんに花びらを落としだす。春になって活動を開始したばかりの昆虫が花から花へと飛び回り、花びらを落としていく。ひらりひらりと薄桃色の花びらが舞っていく。
ツクシ
2015年03月16日 横浜市港北区(14日撮影)
都会でツクシを見たけりゃ鉄道の土手を探すのがてっとり早い。東横線、横浜線とツクシが顔を出して 1 週間を過ぎている。寒い日が続く合間に、思い出したように暖かい日が訪れる。そんな暖かい日に何本かずつ伸びては萎れてを繰り返しているようだ。