熊野神社へ上がる階段のまん前に道路を挟んで池がある。「い」の池と名がある。この池には、権現様の化身の鯉がいるという伝説がある。その鯉は片目で、神社境内に由来の説明が書いてある。寺社由来の定番パターンの霊顕夢譚であるものの、東国の辺境の地に恐れ多くも熊野権現様を奉るのはもったいないことだという謙虚さがにじみ出ているのが味わい深い。
茅の環
2012年06月30日 横浜市港北区
駒岡熊野神社に茅の環が作ってあった。茅の環は神社ごとに見た目が異なっているのがおもしろい。こうするべきという決まった作り方が定まってないのだろう。この神社の茅の環は茅の束に縄をぐるぐると巻いて束ねたものを使っている。次の週末にこの神社で七夕の祭りがおこなわれる。一昨年の祭りのとき茅の環は置いてあった。今年も祭りまで置いてあるのだろう。
ザクロの花
2012年06月29日 横浜市中区
滝の川せせらぎの道にザクロの木が植えてあるのを見つけた。幼木が2本。両方ともアジサイ並に背が低い。ザクロは背が高い印象が強いので、まだ伸びてない小さな木がザクロだと気がつかなかった。小さいながらも、いっちょまえにオレンジ色の花を開いていた。
マリンタワー
2012年06月28日 横浜市中区(23日撮影)
フランス山の領事館跡のあたりから、木立の合間、真っ正面にマリンタワーが見える。マリンタワーは改装してから、灯台のモチーフ通りのすっきりした外観になった。改装前は最上階が本物の灯台になっていて、夜になると光源が回転しているのが見えたものだが、灯台らしい外観になる前に灯台の機能を停止している。
カイコウズ
2012年06月27日 横浜市中区(23日撮影)
山下公園の奥座敷のようなところにカイコウズが数本ある。通り道からはずれているため、花が咲いているのに気がつきにくい。そのせいなのだろうけど、花の季節の頃になると、咲いているのかどうかやたらと気になりだす。
バラ園
2012年06月26日 横浜市中区(23日撮影)
バラの花が減ってはきたものの、まだ見応えがある。花の時期が伸びているのは、気温がなかなか上がらないためなのだろう。今日も肌寒い一日になり、長袖シャツにジャケットを重ねて歩いても、汗が出なかった。この様子だと、今年はユリとバラの花を一緒に見ることができるかもしれない。
石油列車
2012年06月25日 横浜市神奈川区(23日撮影)
中央市場へ向かう道路の途中にある踏切がカンカンと鳴り出して遮断器が降りていった。しばらくしたら根岸発の石油列車が目の前を通過していった。すぐ横にある東高島駅に停まるようで、通りすぎていく列車の速度が次第に落ちていく。ガソリン運搬車一つ一つが巨大で迫力満点だ。