お祭りの季節到来。旧東海道。ひしめく屋台。ゆっくり移動する人垣。綿菓子をつまみ食いしながら子供が過ぎ去る。ふいと甘い香りが漂う。スパゲッティを揚げたスナックが流行で、老いも若きもポリポリかじっている。法被姿が増えてきた。人垣の向こうに提灯が揺れる。そこどけそこどけ御神輿のお通りだ。神輿の前に男児が仁王立ち。白扇子をふりあげて調子をとる。せいやっ。せいやっ。神輿が揺れる。
帆船日本丸
2012年06月02日 横浜市中区
横浜開港祭最終日の本日、初代と現役の2艘の帆船日本丸が揃って帆を広げていた。広げた帆はその日のうちに畳むのが約束になっているようだ。初代の帆をボランティアが畳む作業は何度も見ているので、現役のプロが畳む作業を見物することにした。プロの方がボランティアよりも時間をかけて畳んでいた。考えるまでもなく、飾り物ではない装備を扱うのだから、扱いが丁寧なのは当然のことだ。
帆船日本丸
2012年06月01日 横浜市中区
新港埠頭に帆船日本丸の現役の方と護衛艦やまゆきが停泊して一般公開している。そういえば、みなとみらいの初代帆船日本丸の帆を広げる日がいつもの日曜日ではなく、明日の土曜日になっててなぜかしらんと首をかしげていたのだけど、現役日本丸と一緒に帆を広げる予定になったのだろうと思いついて納得した。
高島水際線公園
2012年05月31日 横浜市西区(30日撮影)
シーバスが行き交う帷子川のみなとみらい側は高島水際線公園になっている。水際には人口のタイドプールと干潟が作ってある。人口のものだろうと自然の岩だろうとおかまいなく、どこにでも張り付くカキが表面を覆いだしているが、植物が乏しく鳥も魚もまだ敬遠しているみたいだ。姿を見ることはめったにない。
人物像
2012年05月30日 横浜市西区
みなとみらいの端っこに新しくできた高層ビルの入り口前に金属光沢をもった何かが据えてあるのが道路の反対側から目に入っていた。ようやく見物しにいってみたら、小太りな男性の像であった。人間よりも2回りほどでかい。顔は抽象的になっているものの体が妙に生々しかった。毎日、こんなのを眺めながら出勤する人のことを考えるとご愁傷様としか言いようがない。もっと徹底して抽象化すれば景色の一部に溶け込んでしまったろうに。
柿の花
2012年05月29日 横浜市鶴見区(26日撮影)
涼風に田植えを誘う柿の花。横溝屋敷の門前にある水田は、まだ耕されておらず、水も引いておらず、カラスノエンドウの黒いサヤが風に揺れてるだけだった。春に覆いつくさんばかりだったレンゲのおもかげもなくなっていて雑草がきままに葉を伸ばしていた。
アジサイ
2012年05月28日 横浜市神奈川区
アジサイの多くはまだ緑一色なのだけど、青色になっているものが少しある。外を歩いていると、涼しくてまだアジサイが咲くには早すぎると感じるのだけど、建物の中に入ると除湿も冷房も控えめでムッとしていてアジサイが咲くのも道理かと思えてくる。