獅子ケ谷のお寺へ抜ける裏道の傍らの狭い畑にジャガイモの花が風に揺れていた。ほんの10数年前まで、武蔵野横浜の丘の上のジャガイモ畑なんて珍しくもなんともなかったのだが、宅地開発が進む一方だ。広く畑が残っていても、作付けされているのはその中のほんの一部だけになりつつある。いつのまにか道の脇の畑だったところがコンビニになったところも数ヶ所ある。これも時代の流れだ。
ハナショウブ
2012年05月26日 横浜市鶴見区
ハナショウブが開いている。気温が低い日が続いていて花を開きたくないけれど、日が長くなっていることからして開かないと申し訳がたたないので、しぶしぶ開いてみせている。そんな感じで開いている。今年は新暦と旧暦のずれが大きくなってて、旧暦の端午の節句は6月末に来る。旧暦に合うように、のんびりと咲いていけばいいのではなかろうか。
ブラシの木
2012年05月25日 横浜市神奈川区
ブラシの木を赤く彩っている花の形から連想するのは試験管の洗浄ブラシである。試験管用の洗浄ブラシの色に赤色はなかったはずで、覚えている限りでは黒だった。化学試験で使うガラスピペットにとって代わった樹脂のビットの方は、いろんな色に着色してあったが、洗浄ブラシの色のバリエーションはほとんどなかったものである。
エスカレータ跡
2012年05月24日 横浜市西区(20日撮影)
帆船日本丸の近くから歩行者デッキへ登る箇所に1年前までエスカレータがあった。3月11日の震災後の電力不足に陥ってから閉鎖され、一時期は再稼働したものの、またもや閉鎖されたかと見ていたら撤去されてしまった。そして、エスカレータの撤去跡なんて世にも珍しいものが出現した。
ユキノシタ
2012年05月23日 横浜市神奈川区(20日撮影)
京急線の土手でユキノシタの花が開き始めた。ユキノシタにもいくつか種類があって、白だけのもの、上の3片が黄色のもの、ピンクや赤のものが代わる代わる、歩いていると目に入ってくる。この花は、ドラゴンボート・レースと旧東海道沿いの神社のお祭りの季節到来を告げている。
新聞紙お化け
2012年05月22日 横浜市中区(20日撮影)
新聞紙で作った洋風お化けの像が赤レンガ倉庫の広場に登場していた。人の背丈を越える大きさで、製作に執念を感じとれる。お化けの横に立っていたのは白人の若者だったが、新聞はすべて日本のものだった。
太陽と月と雲
2012年05月21日 横浜市神奈川区
今朝 6 時半ぐらいに小雨がふりだして、空は暗雲で覆われていた。太陽、月、地球が直線上に並ぶ様子は雲の上からでないと見物できないかと諦めていた。7 時を過ぎてから、ときおり三日月の形が鉛色の空に姿を見せるのだが、雲もしぶとかった。直線に並ぶ時刻にダメ元で見上げてみたら、数 10 秒もない短い間に光の環が雲を通して見えて、即座に空は雲の灰色に戻った。