白いハンカチのように花が見えるからハンカチノキ。話題作りの木として植物園に植えてあることはあるものの、街中に植えてあるのを見たのは久しぶりのことだった。といっても、平沼小学校の校門前であるし、この木の下には学童たちが育てている草木が並んでいる場所なので、一種の植物園みたいな場所といってもさしつかえないかもしれない。それにしても、綺麗に花が広がっている。
八重桜
2012年04月28日 横浜市港北区
八重桜は咲きながら花びらを落としていく。木の本数に比して花びらの数が多いものだから、下を見ると地面がピンク色で覆われて、上を見ても新緑と一緒にピンク色の玉が覆っている。1週間のうちに葉が大きくなって新緑が美しくなっていた。虫にとっても新緑の葉はご馳走なのだろう。開いたばかりだろうというのに、もう虫食い穴が空いていた。
工事現場
2012年04月27日 横浜市都筑区(16日撮影)
港北インターチェンジ近くの鶴見川の北岸で、横浜環状北線の高速道路建設がおこなわれている。この辺りは高架になるようだ。巨大な鉄筋コンクリートの脚が姿を見せ始めた。橋脚から東側に謎の巨大鋼鉄パイプがずらりと土壌に突き刺さっていた。その横にはそんじょそこらのビルよりも大きなすさまじい大きさのクレーン車が控えていて、非日常気分が盛り上がる場所である。
菜の花
2012年04月26日 横浜市西区(21日撮影)
横溝屋敷の近くの畑一面に菜の花が植えてある。もうじき花咲く期間が終わるようで、てっぺんに花がついていて、下の方は実になりかけていた。見物する分には、てっぺん近くの花がいっせいに咲いている時期の方が綺麗だ。この菜の花は蜜が濃いようだった。畑の横に立って見惚れていると、向かい風が吹いた。とたんに、甘い香りに包みこまれた。
レンゲソウ
2012年04月25日 横浜市西区(21日撮影)
子供の頃見た光景で、春の水田の風物詩といえばレンゲソウが思い浮かぶ。横溝屋敷の門前水田にも毎年のようにレンゲソウがピンクと緑で覆うものだが、申し訳程度に花を浮かべているにすぎなかった。咲き終わりではなく、まだ咲き初めのようだった。レンゲソウの花には蜂が蜜集めに止まっているものだけど、その姿もまだなかった。
八重桜
2012年04月24日 横浜市西区
下がっていた気温が急上昇するとやたらと暑く感じる。横浜駅から歩きだして高島屋トンネルに入る口には汗ばんできた。高島屋トンネルの鶴屋町側に八重桜の若木が数本並んでいる。か細くて背も低い木々ながらも花をせいいっぱいつけている姿がなんともけなげで、足をとめて見入ってしまう。それが良くなかったようで、立ち止まっている間に一気に汗がふきだしてきた。湿度も高いようで汗はなかなか乾かず、トンネルを抜けて汗ばんだままだった。湿度が高かったようだ。案の定、夜は雨になった。
旗弁のある桜
2012年04月23日 横浜市港北区(21日撮影)
獅子ケ谷市民の森とつながっている師岡の公園には何種類かの桜が育っている。八重以外はもう花咲く期間を過ぎつつあり、どの木もだいぶ散っていた。そんな散り終わりかけの一本に旗弁を持つ花が出やすいヤマザクラの一種がある。散りかけで随分と花数が減っていたけど、探してみたらそれでも数輪見つかった。