なんでも京都は北野天満宮の茅の輪は、茅を参拝者がご利益目当てに抜き取っていくため、輪がなくなってしまうそうだけど、横浜にはそんな迷惑な風習はないようで、数日経てもまだ作られたまんまの姿で残っている。輪を支えるには葉付きの笹で門を作るのが習わしのようだ。見た目がワイルドなのは、笹のせいでもありそうだ。
タイサンボク
2010年07月03日 横浜市鶴見区
タイサンボクは樹上から根元へ向けて花を開いていく。花を開く順番が上から下か、下から上か、上からも下からもないかは、植物の種類ごとに異なっている。タイサンボクの花が開きだすのは、梅雨入りの頃で、花が終わるは梅雨の中頃だ。樹の一番下の枝に花が開き、ようやく梅雨の半ばを過ぎたと知る。
高架工事安全囲い
2010年07月02日 横浜市西区(1日撮影)
高速道路の高架部分を工事中。真下に道路と横断歩道橋があり、工事中に落下物がないようにと安全囲いで高架の下が覆われている。それがまるで、前時代のSF映画に登場する甲冑で覆われた異星人の巨大宇宙船を見上げているかのように見えて、日常離れした情景になっている。
茅の輪
2010年07月01日 横浜市西区
一日遅れだとご利益がなくなっていそうだけど、とりあえず茅の輪をくぐってみた。新暦6月末日に茅の輪を境内に作る神社が横浜にもある。有名なところだと、大倉山の熊野神社、そして伊勢山皇大神社であろうか。神社という神社がおこなうものではないようだ。やっていないところが多い。
屋形船
2010年06月30日 横浜市中区
数日ぶりに夕立の心配がいらない空模様の下、海風が滑らかに流れる中、屋形船が船着き場へ向かっていた。春から消費が若干良くなっているらしい。屋形船宴席も利用者が増えていて欲しいものだ。屋形船の向こうは、マンション開発が一時中断している間にサッカー場になっている。夜にパラグアイ戦で日本はW杯で負けたが、みなとみらいのサッカー場ではボールが飛び跳ねていた。
客船ふじ丸
2010年06月29日 横浜市中区
午後3時に入港したばかりの、客船「ふじ丸」は日暮れ時には静かだった。煙突から黒煙を吹き上げていたので機関は動いていたようだけど、まるで船にはお客さんが一人も乗っていないかのようだった。ブリッジにスタッフが立っていて、ラウンジのような場所に掃除機をかけているのが窓越しに見えていたぐらいだった。
ターンテーブル遺跡
2010年06月28日 横浜市中区(21日撮影)
象の鼻パークのまんなかに、ターンテーブルの遺跡が保存してある。丸い鋼鉄の円盤にレールが井桁の形に掘り込んだ形をしている。現役時代は路面に雨ざらしで使われていたそうだ。軸受けが錆びつかないように、毎日係の人が油をさしていたのだろうかと想像しながら眺める。今はガラスの蓋で覆われているのだが、昼間はガラスの反射で中が見えにくい。夜になると内部照明がともり、明瞭な姿を拝めるようになる。