小机の駅近くの小さな丘の上に正徳太子堂という、ちょっと珍しいお堂がある。建物の雰囲気は神社でもなく仏教寺院でもなく、あえて言えば地蔵堂に神社風の屋根を乗せたような感じだ。苔むした境内には立派なイチョウの木が一本。その下にモミジの木が数本植えてある。赤くなったモミジの葉の上にイチョウの黄色の葉が落ちていた。
岸根公園の赤モミジ
2007年12月08日 横浜市港北区
岸根公園にはモミジの木がたくさん植えてあるが、起伏のある土地なのか、いっせいに紅葉せずに順繰りに紅葉しては枯葉を落としていく。今は、武道館の入り口と親水広場近くがそこそこ見栄え良く赤くなっている。午前中にでかけてみたら、犬の散歩の人が通るばかりで、人の気配が乏しかった。
ブラフ18番館のイチョウ
2007年12月07日 横浜市中区
ブラフ18番館の庭に木陰を作る大イチョウが黄色になった。この木は毎年他の山手の木よりも遅めに黄色になる。木の下に置いてあるベンチがくたびれていたのが、黄色になるのに合わせて補修されたのか新調されたのかどちらかのようでピカピカになっていた。山手の洋館の横のイチョウは、外交官の家のものが最盛期で、エリスマン邸のものが黄色になりかけだった。
鎌倉宮の赤モミジ
2007年12月06日 鎌倉市
「この辺りでは鎌倉宮のモミジが美しい」と茶飲話で聞き、帰りに足を伸ばしてみた。はたして境内に入ると売店の横のでかいモミジの木が真っ赤だった。そういえば、ここで赤モミジを撮ったのはこれが始めてだ。葉に近づけないのでアップで撮るには向かず、枝を入れて大ぶりの構図にした方が写しやすかった。なんでも、二階堂の谷のモミジは今は色づき初めで来週半ばが見頃だろうということだった。
三渓園の赤モミジ
2007年12月05日 横浜市中区(4日撮影)
三渓園の中で午後の早い時に日当たりが良く枝が目線の高さに降りていて穴場のような場所に植えてある写しやすいモミジの木を探し回ってやっと一本見つけた。ジジババ撮影隊がたむろしていた内苑から外れたところで写しているのは自分一人。気兼ねなく被写体になる葉を選び出すことができた。
聴秋閣の赤モミジ
2007年12月04日 横浜市中区
三渓園は12月16日まで紅葉観覧のため入場料が300円に下がり入りやすくなっている。いつもは500円。内苑の紅葉が見頃で、先々週まだ紅葉していなかった聴秋閣の周囲のモミジも綺麗に紅くなっていた。足元はイチョウの黄色の絨毯。頭上は紅モミジ。撮影モデルの花嫁・花婿姿がゆっくりと紅葉の下を進んでいた。今日は午後1時過ぎに出向いたが、既に谷間が暗かった。撮影には午前中の方が向いていそうだ。
ハゼノキ
2007年12月03日 横浜市鶴見区(2日撮影)
獅子ケ谷の中を歩いていると赤く紅葉しているハゼノキを何本もみかけた。蝋燭の蝋は石油で作る時代なので、いまさら蝋を取るために栽培しているわけではあるまい。おそらく、赤く紅葉するのが綺麗なので観賞用に植えてあったのではないかと思われる。ウルシの類の中でもかぶれにくい方なので、子供が遊ぶ公園の脇に植えてあっても平気なのかもしれない。