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太平踊り

太平踊り(12k)

2003年05月04日 宮崎県日南市

飫肥の太平踊り。飫肥は、鎖国以前には明へ通じる南海航路の今で言う入出国管理局があった所。港には明や琉球の船が浮かんでいた。その利権を巡って、戦国時代に伊東氏が島津氏から領土分捕りをするのだが、鎖国で利権が吹き飛び、飫肥藩は財政難に陥る。やがて造船用の杉の殖産に成功して持ち直す。その頃、町民と武家が一緒になって踊る、太平の世を喜ぶ踊りができた。

 

日南海岸

日南海岸(7k)

2003年05月03日 宮崎県南郷町

日南市に南接する南郷町の海は亜熱帯の上限に当り、海の中を覗くと、泳ぐ色鮮やかな魚がテーブル珊瑚やイソギンチャクの間を泳ぐ。地元の子供は珊瑚の上を素潜りして遊ぶが、船底をガラス張りした観光遊覧船も出ている。それを利用すれば、手軽に亜熱帯の海を見ることもできる。なお、日南海岸の代名詞、鬼の洗濯岩は北部の光景だ。南部は波穴を伴う複雑な岩場になる。

 

飫肥城跡

飫肥城跡(12k)

2003年05月02日 宮崎県日南市

2日から6日まで帰省していた。我が故郷の日南市の飫肥(おび)は小さな城下町だ。明治の廃藩置県で廃城になり、城跡が小学校と中学校と住宅地になった。本丸跡はイラクサが茂り、山ミミズが這う場所になった。20年ぐらい前に、市は飫肥を城下町の観光地にすることを思いついた。痛みかけていた石垣は組みなおされ綺麗になった。子供の頃から変らないのは石階段と杉の並木だけ。

 

網状の鯉のぼり

網状の鯉のぼり(11k)

2003年05月01日 横浜市神奈川区

東急東横線は白楽駅のすぐ近くに母子愛育会館がある。その入口の鯉のぼり。豪華絢爛な高価な鯉のぼりも良いが、どんなに立派でも、手作りのものにはかなわない。子供の頃に、紙で作ったものだが、あれは風雨に弱かった。色とりどりのテープで作れば良かったのだ。手作り網バッグの粗い網目の芯を使って円筒にしても良いかもしれない。

 

シャガ

シャガ(10k) 17日撮影

2003年04月30日 鎌倉市円覚寺(17日撮影)

あちこちにシャガが咲いている。日本のシャガは種で増えることができないそうだ。根茎を分けて繁殖させる。ということは、日本のシャガは、すべて同じ遺伝子を持っているわけだ。九州の里山の林一面にシャガが咲いているのを見たことがあるが、あれもそうなのだろうか。毎朝、花が開いて、夕方には萎む。毎日、次々と咲いていき、美しい状態の花を見続けることができる。

 

ツツジ

ツツジ(12k) 26日撮影

2003年04月29日 横浜市みなとみらい21(26日撮影)

今の時期、横浜はどこに行っても花が咲いている。汽車道にツツジが途切れることなく花をつけている。花帯の向こうの水路をゴムボートが進んできた。風の強い中で大丈夫だろうか。今日は、疲れが貯まっていたのか、朝からずっと疲労感があり、眠気が続いた。昼過ぎに音楽を流しながらベッドに横になって雑誌をパラパラとめくっていたら、いつのまにか日が暮れていた。

 

ヤマブキ

ヤマブキ(12k)

2003年04月28日 横浜市港北区

ヤマブキの花と葉の緑のコントラストは清潔な美しさを作る。どちらかというと半日陰の風通しの良い場所が似合う木ではなかろうか。菊名池のほとりもそのような場所だ。ヤマブキの枝を折ると中は発泡スチロールのような白い柔らかな芯が詰まっている。棒を押しこむと芯がすっぽりと簡単に抜ける。残った枝はストローのようになる。

 

MIZUTANI Tociyuki at Kanagawa-Ku, Yokohama-City, Japan