本覚寺の甍の手前で夕日に輝く桜。昨日の雨で週の初めに満開になった桜は散ってしまったが、やや遅れた木への影響は少なかったようだ。今日は、あちこちで昼間からビール缶があき、酒宴が出来あがっていた。ギターを弾きながら歌っているゴキゲンな宴席もあった。これを撮った横浜駅近くの幸ケ谷公園でも、たくさんの人が宴会をしていた。
汽車道の桜
2003年04月05日 横浜市みなとみらい21(3日撮影)
あいにくの天気になった。強い風が吹く中、冷たい雨が降り続けている。冬に戻ったような空模様だ。せっかく満開になった桜の花びらを風雨が叩き落としている。みなとみらい21の人工の光景に、作為的な桜の植えこみは良く似合うが、自然のきまぐれの前ではなすすべがない。春の行楽、良い天気、満開の桜、週末の人手が、そんなに都合良く揃うことはないのだ。
パンジー花壇のライトアップ
2003年04月04日 横浜市赤レンガ(3月31日撮影)
赤レンガ倉庫の2棟に挟まれた広場がパンジーの鉢で埋め尽くされている。前に撮影したときは準備中で中に入れなかったが、今は大丈夫。日が暮れると、ライトアップされて綺麗だ。花に顔を近づけると、ふんわりと良い香りがする。さて、横浜は上空を軍用ヘリが通過しなくなった代りに、選挙のご挨拶が耳を覆いたくなるような音でがなりたてている。投票日前日の12日までの辛抱だ。
アシモ
2003年04月03日 横浜市みなとみらい21
スタスタ歩く銀色のホンダの第2世代アシモ。パシフィコ横浜で開催中のロボット博覧会ROBODEX2003に行ってきた。人型ロボットの進歩はすごい。あれよあれよと言う間に人間のように歩くようになった。車輪付きのロボットも人を除けたり壁にぶつからないように自在に動けるようになった。問題はロボットの学習法で、こっちは微々として進歩が遅い。
クールな夜桜
2003年04月02日 横浜市港北区(1日撮影)
今は新月で、夜空には照らす月がない。夜桜を照らすのは人口の灯りだけ。自宅の近所には桜並木がいくつかあるが、灯りで照らされるのは一本だけで、それも冷たい光だ。とてもこの下で夜桜の花見の宴会をしようという気になれない。横浜には桜が多いけれど、宴会向けに柔かい光でライトアップされた場所が少ない。宴会をされるのを嫌がって、わざとそうしているのだろうか。
桜街路樹
2003年04月01日 横浜市みなとみらい21
関東の街路樹に桜の人気が高いのは不思議だ。桜の花に似合う言葉は、高揚・狂気・暴走であって、間違っても理性ではない。一般道路に必要なのは理性のような気がする。だが、種類が違うのだろうか、西日本の桜に感じた気が狂わせられるような毒気が関東の桜に感じられない。綺麗なだけなのだ。それとも単に自分が歳をとって鈍感になっただけなのだろうか。
モクレン
2003年03月31日 横浜市みなとみらい21
横浜美術館の両脇数本のモクレンの木が上から下まで花をまとっていた。ここの花は、紫色が控え目で純白が映えてとても綺麗だ。紫が濃い種類よりも清楚な感じを受ける。でも悲しいかな、数日しか綺麗な状態が続かない。みなとみらい21は桜の花もたっぷりと咲いていた。