馬場花木園の竹林の裾にカタクリが植えてある。 数が少ないため、 形良く咲いている花にでくわす率が低く、 綺麗に反り返っている花は数年に一度ぐらいしかお目にかかれない。 しかも、 春の空模様がめまぐるしく変化する時期に咲くので、 花が綺麗なときに日があたっているとは限らない。 今年は当たりを引いたようだ。
ツクシ
2018年03月17日 横浜市鶴見区
馬場花木園の池のほとりにツクシが群れを作っている。 ツクシは伸びてすぐは頭が固くて閉じている。 数日経つと隙間が開いて柔らかくなる。 採って玉子とじにするには、 頭が固いままのときの方が食感が良かったのを覚えている。 子供のときはたくさん採ってきて、 せっせとハカマを取り除いて、 母に調理してもらって春の味覚を楽しんだものだが、 都会の除草剤まみれの疑いが濃いツクシはとても食べる気になれない。
ツクシ
2018年03月16日 横浜市神奈川区(13日撮影)
ツクシは春の訪れの代名詞の一つではあるものの、 都会では桜よりも目に入りにくい。 ツクシが伸びるのは公園の外れの雑草の中。 電車の線路の土手。 公園の外れは、 除草剤散布が行き届かないようで、 雑草扱いの様々な小さな植物が、 ひっそりと生息している。 今は、 ツクシが伸びて、 ホトケノザの花が咲いている。
ハクモクレン
2018年03月15日 横浜市港北区(11日撮影)
土日に咲き始めのハクモクレンの木を何本も見た。 ハクモレクンは大きな花が枝を埋めるように咲く。 同時期に咲くコブシも白い花だけど、 ハクモクレンほどの強烈さはない。 今週は気温が上がり、 薄着で歩いてちょうど良いほどだった。 足元にから樹上までいろんな花が咲いている。 春がやってきた。
カンヒザクラ
2018年03月14日 横浜市神奈川区(10日撮影)
土曜日の三ツ沢の寒緋桜並木は満開には至っておらず、 少々物足りなかった。 寒緋桜と並んで植えてある白い花を咲かせる早咲の桜の木は、 さらに花が少なかった。 対して、 並木の端に位置する河津桜は満開で、 寒緋桜の花を愛でるには少し時期が早かったようだ。
ミザクラ
2018年03月13日 横浜市神奈川区
東白楽から出た東横線が横浜方面の地下線路へ潜る入り口にある三角広場に早咲の桜の若木が植えてある。 この木はミザクラだけど、 西洋種か東洋種なのか判断できてない。 どちらのミザクラも彼岸前に咲く。 今が満開で、 白い花びらに長い雄しべを伸ばし、 木が白く輝いている。 プルーストの「失われた時を求めて」にパリの郊外にサクラの木が咲いている描写があって、 ストーリーの時期から考えると、 おそらくミザクラの花を主人公が見ているのではと考えている。
オカメザクラ
2018年03月12日 横浜市神奈川区(10日撮影)
オカメザクラの咲きっぷりが見事だ。 反町から三ツ沢へ向かう散策路に数本のオカメザクラが咲き揃い、 花いっぱいに着飾っていた。 このサクラの花びらは細くて薄い。 日差しが通ると輝いてさらに綺麗なのだが、 土日は雲が多くて残念だった。