自分が知る横浜のカンヒザクラ並木が美しい場所は3ヶ所ある。一つは関内桜通り。もう一つは鶴見の総持寺。そして最後は片倉町のせせらぎ道。反町から続くせせらぎ道を辿っていくと、途中に花をつけ始めた大きなハクモクレンと花が盛りのオカメ桜が2本。さらに進んで片倉町の地下鉄駅の近くに早咲桜の並木がある。カンヒザクラが主で、数本、大きな名前を知らないカワヅザクラの近縁とおもわしきサクラが混じっている。今はカンヒザクラが頑張っている。
河津桜
2012年03月24日 横浜市神奈川区(19日撮影)
滝の川の護岸の縁は狭くて細長くて窮屈な植え込みスペースながら、さりげなく四季折々の草木が花を開いていく。道路側にはほとんどスペースがなく、木々は川に向かって枝を伸ばしていくしかない。川に伸びた方は悠々と伸ばしっぱなしにしても人間様に剪定されてしまうことは稀なようだ。今は、梅と早咲の桜が共演している。
飛鳥II
2012年03月23日 横浜市中区(19日撮影)
大型客船「飛鳥II」が舳先を陸へ向け、大桟橋に横付けになっている姿を、自分は初めて目にした。これまで、ずっと舳先を沖へ向けた姿しか見てこなかったのだ。赤レンガ側から眺めるには、陸側に舳先を向けてくれている方が、ずいぶんと見栄えが素晴らしくなるものだと思った。
枝垂れ梅2
2012年03月22日 横浜市鶴見区(18日撮影)
日曜日の獅子ケ谷で撮った枝垂れ梅。谷の北口近くにお宮さんがあり、鳥居の向こうに立派な枝垂れ梅が2本植えてある。この枝垂れ梅の花の盛りは立派だろうなと想像しつつも、これまで時期を読めずに見逃していた。今年初めて満開の枝垂れを拝むことができた。
枝垂れ梅
2012年03月21日 横浜市鶴見区(18日撮影)
日曜日の馬場花木園で撮った枝垂れ梅。園内に枝垂れ梅は数本あり、すべて綺麗に花枝をまとっていた。この木は芝生の広場の奥を占めて、悠々と枝を伸ばしている。背景に、常緑樹がなく、裸木だけのため、花のピンクが際立っていた。
オカメザクラ
2012年03月20日 横浜市神奈川区(19日撮影)
オカメザクラに花が開いている。といっても、まだ咲き始めも良いところで、花は探してやっと数個という感じだ。オカメザクラは反町駅の近くの街路樹に立派な木があって花いっぱいになるものだが、今年は花芽ごと小枝を無残に切り落とされてしまって、まるで「桜切る馬鹿」の見本のようなありさまだ。そっちにも花はついてはいるものの、山桜どころではない。わびしさが漂っていた。
カンヒザクラ
2012年03月19日 横浜市神奈川区
滝の川せせらぎ道でカンヒザクラ開花。神奈川宿跡の公園ではオカメザクラも開花。滝の川の岸辺のカワヅザクラだって順調に花の数を増やしている。同じく滝の川の梅並木は今が盛りだ。今年は、寒い日が長引いたせいか、早咲サクラと梅が同時に花を増やし、彩りが豊かだ。寒冬には寒冬ならではの趣きがあるものだ。