4月初めに園芸品種で花見宴会をするだけでは足りず、ゴールデンウィークに八重桜で花見大会を企画する宴会好き娘が登場する娯楽小説がある。4月初めに花見ができるような地では、ゴールデンウィークには八重桜は散ってしまっているのではなかろうかと読みながら疑念を感じたものだが、今年の横浜では、小説の通りに4月初めに一重が5月初めに八重が咲いている。この小説は「つづく」で終わりながら長年続編がお預けになっていたが、この5月に初版出版になるらしい。
鯉のぼり
2011年04月30日 横浜市鶴見区(29日撮影)
横溝屋敷の門に近づくと、鯉のぼりが何本も垂れているのが見えた。母屋の前にロープが二方向に張ってあり、それぞれに鯉のぼりを吊るしてあった。風が強く吹けば泳いだのかもしれないが、だらんと下がっているだけだった。鯉のぼりの下では小学生ぐらいの女の子集団が走り回って遊んでいた。
フジの花
2011年04月29日 横浜市鶴見区
馬場や獅子ケ谷の公園の藤棚は日当たりが悪い場所に作ってあるようで、ようやく花が咲き始めたところだった。歩いていく途中、玄関脇などの目立って日当たりの良い場所に藤棚を作っている民家の藤はどれもこれも見応え充分な咲きっぷりを誇っていたので、数日しないうちに公園の藤棚も花いっぱいになるのだろう。スーパーによってみたら、3月11日以降に入荷が途絶えていた乾電池と納豆が豊富に棚に並んでいた。これで、ようやく全品の品揃えが震災以前に復活した。
ケヤキの木陰
2011年04月28日 横浜市西区(24日撮影)
いつのまにやら新緑の季節。ケヤキ並木が穏やかに影を落とす。横浜美術館前の一画で建築工事が始まって、囲い板が並んだ。真っ白で真っ平ら。屋内の壁の化粧パネルに使ってもいいのではないかと思えるような綺麗な板が並んでいる。そんな白いキャンバスにケヤキが影絵を描く。まるで現代美術のようである。
ヤエザクラ
2011年04月27日 横浜市神奈川区(24日撮影)
なぜか毎年、ヤエザクラが満開の頃に鼻の様子がおかしくなる。風邪気味のようになり、鼻がつまり嗅覚が鈍る。花粉症なのかもしれないが、目は痒くない。おかしいのは鼻だけだ。今年もぶりかえしている。そのため、せっかくのヤエザクラの香りはおあずけになってしまっている。
カラフル木陰
2011年04月26日 横浜市中区(25日撮影)
横浜公園の木陰がカラフルだ。チューリップが咲いている。ひとまとまりの同じ色のチューリップはほぼ同じ高さで、同じ時期に揃って咲く。いくら球根で分かれたものだからといって、ここまで揃って咲くものかと不思議ではある。しかも個性がないわけではなく、葉と花の形は一つ一つ違っている。
ヒメリンゴの花
2011年04月25日 横浜市中区
中華街のヒメリンゴの並木はまだ花がついている。下の方は散り初めているが、上の枝にはツボミがたくさん見えていた。中華街は3月のお通夜のような雰囲気が薄れて通りを歩く人も増えていた。だけど、客の入りは薄いそうだ。お土産屋さんにも客は入っていない様子だった。