空に入道雲がわき立ち、青空から太陽がジリジリと照りつけている。蝉の声が途切れずに、あちこちの木から聞こえてくる。サルスベリの木がピンクの花をつけ、アサガオやチョウセンアサガオが咲き始めた。菊名池の市営プールも、やっと人で埋まってきた。夕方、散歩の途中、脇を通るとプールから出てきた浮き袋を持った人がたくさん歩いていた。待ちに待った夏が来た。
北村宗介一座
2003年08月02日 東京都台東区
お芝居をやっている知り合いから、つかこうへいの名作「寝取られ宗介」をしますと連絡があったのが数日前。こんな難しいものをやる気になるもんだと半ば呆れながら見に行ってきた。北村宗介の奇人ぶりが目立っていた。芝居の後の雑談で「20代の役者さんはこの芝居知らなかったみたい」と聞き、己の歳を思い知る一幕も。公演は明日まで。
花火
2003年08月01日 横浜市臨港パーク
今夜は横浜港で、珍しい花火を見ることになった。湿度が高く、花火が上がるとモヤができる。同じ場所にドカドカ打ちあげるものだから、あっという間にモヤが濃くなっていく。二尺球があがる頃にはモヤが濃くなり過ぎて花火が見えなくなった。モヤに火玉が吸い込まれていって、空がかすかに明るくなってドーンと立派な音がする。低空だとマシだが、花火の前に暗黒星雲が陣取っていた。
プール
2003年07月31日 横浜市元町公園
まだ夏の日差しになっていないせいか、プールに人が少ない。男性4人が貸しきり状態で悠々と泳いでいた。ところで、見ていると、全員がずっと顔を出して平泳ぎしている。 海水ならともかく、淡水だと浮力が足りないので疲労が激しいはず。そんな泳ぎ方だと、自分はとてもプールでは泳ぎきれない。体力あるものだと感心して見ていた。
7月末のヒガンバナ
2003年07月30日 横浜市神奈川区
9月の彼岸の頃に咲くはずのヒガンバナが7月終わりに咲いている。本覚寺下の国道沿いの花壇に雑草に埋もれて咲いている。見つけたときは、「冗談じゃない」と思わず声が出てしまいそうだった。ここのところ涼しく日照が足らず、花は、もう夏が終わったと思ってしまったのだろうか。やっと気温が上がり、青空が広がった夏の予感たっぷりの夕方の怪だった。
フヨウ
2003年07月29日 横浜市神奈川区
明日にも夏の使者、フヨウの花が開くだろう。今年は、涼しい梅雨空が続き、例年なら咲いているはずのフヨウがなかなか開かない。この花はハイビスカスの類縁で、言われてみると花の形はそっくりだ。 だけど受ける印象はずいぶんと異なる。ハイビスカスは日差しが似合う派手な花だが、フヨウは床の間や日陰が似合う地味な花だ。
落書き
2003年07月28日 横浜市西区(22日撮影)
横浜は、落書きだらけの街だ。あちこちにスプレー塗料が吹き付けられている。それも一筆ならぬ一吹き付けで壁を汚したものが多い。スプレーをブシューと吹かせる快感、そして壁が汚れていく快感を得るのだけが目的なのだろう。汚れた壁を見る人の気持ちを考えてないし、それを落とす苦労も考えていない。とにかく不愉快なだけ。止めて欲しいと思う。