木枯らしのすさむ広場に灯り寄せ。みなとみらいの横浜美術館前の広場に、ろうそくの入った円筒が星型とハート型に並べてあった。これなら海風で吹かれて炎が消えることはないし、もしもコンクリートの床に倒れても延焼することはないだろう。横にテントが張ってあってスタッフが詰めていることだし。円筒の側面に、手書きのメッセージやらイラストが書いてある。それぞれ求めた人が書いたそうな。
西口五番街
2004年12月18日 横浜市西区
冬至まで後3日。日が暮れるのが早い。暗くなった夕方17時前に横浜駅西口に買い物へでかけてみたら、びっくりした。こんなに賑わっているのを見るのは数年ぶりのことだ。「今日は人がすごいわねぇ」と横を通り過ぎた、おばちゃん連れがうれしそうに声を上げていた。同感。景気が良いのが一番。しかも、皆、単に歩いているだけではない。横浜駅に戻っていく人たちは、何かしら買い物袋を手にしている。歳末消費が好調か。
ひょうたん型中華提灯
2004年12月17日 横浜市中区(16日撮影)
横浜中華街には、今、いろんな形の珍しい提灯が吊ってある。光画は市場通りの黄色のひょうたん型提灯。大通りの丸い標準型の提灯も、日本のものよりふくよかだし、必ず尻尾を垂らしている。門の下には、ピンクの蓮の花の提灯がぶらさげてある。蓮の花のものには文字が書いてないが、他のものには、縁起の良い言葉が漢字4文字で書いてある。日本のものとは趣が異なっていて楽しい。
イセザキ☆ライト
2004年12月15日 横浜市中区
イセザキ☆ライトが伊勢崎モールを光の回廊にお化粧していた。4年前から始まり、最初は電球を縫い付けた帯を飾っていただけなのが、年を追うごとにパワーアップしていて、昨年から、ご覧のアーチ型の洒落たスタイルになった。これが始まった4年前は、デパートや映画館が次々と閉鎖し、平成不況の影響をもっとも受けて殺伐とした感じがあった。だが、そんな数年前の陰りが嘘のようだ。通りに活気が戻っていた。
蔦が絡む戦前の鋼
2004年12月14日 横浜市西区
蔦の絡まる白い鉄橋。汽車道の鉄橋は白くペイントされている。その下地のアメリカ製の鋼鉄の表面は、戦前からの長い年月で表面に腐食が進んだのか、それとも元々からそうなのか、ザラザラしている。その上に厚くペンキが乗り、現代の日本の鋼製構造物のつるりとした表面より、ずっと表情が豊かだ。そこに紅くなった蔦の葉がまとわりつく様子を見ていて、いいものだなぁとしみじみと感じた。
白いポインセチア
2004年12月13日 横浜市西区
白いポインセチアが赤紫のシクラメンと一緒に寄せ植えしてあった。クリスマスが近付くとポインセチアが増える。あちこちの花壇に増殖していたり、鉢植えが置いてあったり。造りもののポインセチアがクリスマスツリー形のディスプレイの表面を覆っていたり。花屋さんの店頭にもポインセチアの鉢がたくさん並んでいる。でも、どれも赤が主流で、白は初めて目にした。茎から白いけど、花房の付け根はやっぱり緑色らしい。(もちろん造花。16日追記)