驚くべきことに、 建物を解体しているとき壁の中から明治の煉瓦積み建物の壁が発掘されて、 所有者の希望で遺構として屋外に公開保存されることになった。 関東大震災で建物大部分は倒壊したそうだが、 残った煉瓦作りの壁が復興建築の壁の中にとりこまれたおかげで、 今に至るまで生き延びたそうである。
白幡池の寒緋桜
2017年03月03日 横浜市神奈川区
ひな祭りの今日は寒緋桜の節句になった。 白幡池の寒緋桜も満開になって夕暮れの風に花の塊が揺れていた。 池の近くの数軒の民家に植えてある杏も開花し、 コブシもハクモクレンもつぼみが白くなっている。 春のお彼岸の陽気が 3 週間前倒しで訪れている。
煙天幕
2017年03月02日 横浜市神奈川区(2月26日撮影)
日曜日の午前中、 大口・七島連合町内会のスタンプラリーが大口商店街近辺でおこなわれた。 毎年恒例の行事で、 町内会館や公園のイベント会場を巡る。 イベントの一つに火災時の煙体験テントが登場する。 冷たくて刺激がない煙もどきだが、 今年は濃くなって視界が不自由になっていた。 もっとも、 眼鏡を外したら足元が見えない自分にとっては、 何も見えなくても普段通りにすぎない。
寒緋桜
2017年03月01日 横浜市鶴見区(2月25日撮影)
松見の JR 貨物線高架横にある公園は赤い花が好まれているのか、 春先は寒緋桜、 秋は彼岸花が彩りを添える。 下から坂道を上がっていくと、 松見集会所の紅白の梅の花が終わっていて、 花は寒緋桜が最初に目に入る。 坂の途中に日を浴びて緋色一色の塊が浮かび、 一本だけなのに見事に存在感を放っている。
河津桜
2017年02月28日 横浜市鶴見区(25日撮影)
馬場花木園の河津桜は、 2本ともやや遅れて開花し、 週末に見頃を迎えていた。 梅の花も残り、 寒緋桜も咲き始めで、 随分と花で賑やかになっていた。 花が増えてくると、 訪れる人も増えて、 冬の間の寂しい雰囲気が終わりを告げていた。
梅林
2017年02月27日 横浜市鶴見区(25日撮影)
殿山の梅林の日当たりが悪い場所の梅が見頃だった。 日当たりが良い場所の木々は花びらをだいぶ落としており、 この冬の梅の花の見納めが近づいていることを意識する。 梅の下は、 在来タンポポの生育地であるが、 まだ花は開いていなかった。