八重桜にはなぜか古風な印象がつきまとう。この花が目に入ると百人一首の「いにしえの奈良の都の八重桜」が頭に浮かぶからなのかもしれない。だけど、「けふこころへのにほいけるかな」と続くのに、今日は香りを楽しむどころではなかった。水曜の夜に38.2℃の熱を出して以来、まだ鼻が回復しきっていないからだ。木曜の朝には平熱に戻ったというのに、いまいましいことに鼻がまだすっきりしない。
人通り
2007年04月13日 横浜市西区
横浜駅周辺の歩道の人通りは普段通りだったが、浮かれた感じだった。歩きながら口笛吹いている人とすれ違ったときはさすがにどっきりしたが、顔がやや赤かったので酔っていたのだろう。良い気分になって思わず口笛を吹いてしまっていたのか。若い男女のスーツの一団の横をすり抜けたとき、新入歓迎会の芸がどうのこうのと話が盛り上がっているようだった。春の歓迎の季節。どこか浮かれていた。
姫リンゴの花
2007年04月09日 横浜市中区(8日撮影)
中華街の姫リンゴの花が咲いていた。毎年、不思議に思うのは、この花のつぼみはピンク色なのだが、開くと純白にしか見えないこと。道に落ちた花びらを重ねてみてもピンク色に見えない。いったいピンク色はどこにいってしまうのだろう。昨日は姫リンゴ祭りで獅子舞が店を巡り、小編成の楽隊が道を回っていた。